死ぬ事もおまかせ このいのち
40歳過ぎたころから順調に老眼が始まりました。
最初のころは、「今日は疲れているから目がかすむ。」とか言い訳をしながら、老眼を受け止めることが出来ませんでした。
今では近くのものは全てぼやけるようになり、眼鏡無しでは文字が読めなくなりました。
「何とも面倒くさい。」「新聞や本を読む気になれない。」
現実と真実を受け止められないから言い訳や愚痴ばかりがこぼれます。
17歳で愛犬がご浄土へ還りました。
晩年、左目は白内障で右目が何とか見える程度。耳は全く聞こえていませんでした。
体は弱っていましたが現実を堂々と受け止めて愚痴をこぼすことはありませんでした。
かすかに見える右目でいつも私の後をついてきてくれました。
亡くなる前の10日間は少しの水だけを飲み、体内の物を全て出し尽くして静かにいつもの定位置で亡くなりました。
以前お医者様から、「生き物には死ぬ力も備わっている。それに抗って延命するから苦しむ。」という話を聞いたことがあります。
愛犬が指し示してくれた「生きる力」と「死ぬ力」。
それは自分の努力で身に付けたものではありません。
「いのちの源=阿弥陀様」から授かった「力=本願力」です。阿弥陀様は死ぬ事まで「まかせよ!」 と仰ってみえます。
死ぬ事までおまかせして 今を生かされていたのですね。
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