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信心獲得

  亡くなった祖父が、「人に信心が芽生えるのは、『罪の意識』『病の自覚』『死の覚悟』のいずれかに出遭った時だ。」と言っていました。

信心が持てないという方は今まで大きな困難に出会わない幸せな人生だったと言えるのでしょう。 
 

  半世紀前まで人は自然と共に暮らしていました。
天気予報が発達していませんから、台風や日照りで大切な作物を一気に失う事や医療の未発達でかわいい我が子を亡くすこともあったでしょう。
それが自然と共に暮らす普通でした。
その中で人は「自分の力ではどうにもならない事」を知り「自力を超えた大きな力(他力)」に救いを求めました。 
 

  しかし今、私たちは科学力で台風を予見し、ダムによって治水を行い、医学の発達で長寿を手にしました。人は頭脳と科学力によって自然をコントロールできると錯覚しています。
自然と共に生活していた時には畏敬の念を抱いていた物事を、今は自分の手中に収め取っていると勘違いしています。

しかし「自分の力で生き、何でもできる」と錯覚している私にも「自力ではどうにもならない」と諦めなければならない時が必ず訪れます。
私の死です。
「縁起でもない」と先延ばししても必ず起こる死。
その時になってオロオロしないために聞いておいてください。

「ウルサイ!」と思っていても聞いていた人には聞こえてくるのが親のお小言です。
親さん=仏さんの教えを聞き続けてください。

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