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道徳と宗教

  お坊さん、僧侶に対して皆さんはどのようなイメージを持ちますか?

「怒らずいつも平常心?」「間違った事をしない?」「仏様に仕える人?」
そのような人もいるかもしれませんが、私には全く当てはまりません。
余談ですが、お坊さんは寺院に住んで入院してる人、寺院にお参りに来る人は通院してる人、通院より入院の方が重症者。
つまり、お坊さんは重症だから寺院に住み込んで入院している。
と冗談を言われた方がみえました。(世の中のお坊さんごめんなさい) 
 

  話を戻しますが、多くの方はお坊さんに道徳的に優れている印象を持ってみえるかもしれませんが、道徳と宗教は全く別です。

「満員電車でお年寄りに席を譲る。」これは道徳です。
「なんだあの人、席を譲ったのにお礼も無かった。」と愚痴という心の角がニョキニョキと出てくる。この心の角に気づくのが宗教です。

そして、この心の角を無くす=悟りを得るための修行をする宗派もありますが、浄土真宗は、「心の角と向き合い、なかなか無くならない心の角を抱えたままでも生かさせてもらえることに感謝する」教えです。

至らない私なのに、罪を抱えた私なのに仏様はバチを当てるどころか「今日も生きようね」と励ましながら願いをかけてくださいます。
だから感謝せずに居られない。
南無阿弥陀仏は感謝のお念仏だったと気づかせてもらっています。 
 

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