「戒め」ではなく「救い」
「悪口を言ってはいけません。なぜなら、悪口を言うと自分の心が傷つくからです。」
この「戒め」は頭では理解できますがこの身に置き換えて考えてみると行う事は難しい。
気に入らない人や思い通りにならない事柄があれば「何であの人は私の言うことが分からないのか!」「何で私がこんな目に遭わなければいけないのか!」という思いが勝手にドンドン私を満たしていき、「悪口」があふれ出てきます。
仏様は「悪口を言ってはいけません。」とは教えておられません。
「悪口を言いなさい。」とも教えておられませんが、仏様の教えに出遭うと『悪口を言う必要が無くなります』
仏様の教えは『悪口を言いたい時もあるかもね。でも、どんな時でも(24時間365日)あなたに生きて欲しいよ。あなたは一人じゃないよ。とあなたに願い(この願いによって、例えば心臓が動き、肺で酸素と二酸化炭素の交換が成されている)をかけていますよ。』というものです。
仏様の教えは魔法ではありません。
悪口が今すぐ治まることは無いでしょう。
それでも仏様の教えを聞き続けることで『生かされている』ことへの感謝の思いが出てきます。
勝手に出てきます。
感謝の思いが出てくると人生に余裕が生まれます。
つまり『悪口を言う必要が無くなります』。
「悪口を言ってはいけない」と戒めるのではなく、『今のままで大丈夫!そしていつでもあなたの味方だよ』という救いこそが仏様の教えなのです。


