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自然と共に生きるという事

   TVである一家を取材していました。

60代のお父さん夫婦、40代の息子さん夫婦と高校生の長男を筆頭に3人のお孫さんがいて7人が同居しています。
一家の職場は1隻の漁船と港の加工場、漁師さん一家です。

息子さんが「なかなか親父には勝てへん。」「困った時には親父にアドバイスもらわなあかん。」と言っていました。

家の食事風景が放送されていました。
60代のお父さんが上座です。
40代の息子さんについて「よー頑張っとるけど、経験が浅いでまだ一人前とは言えんわな。」
そして高校生の孫に「ワシも10代から船に乗っとるで、そろそろ孫も漁に連れてかなんな。」と嬉しそうに孫を見ていました。
孫も頷きながら嬉しそうです。
「漁」という自然相手の仕事に一家で取り組む。
経験値がモノを言う仕事なので体力が衰えても若い者には負けません。 
  

 サラリーマンの家庭では、核家族が主流です。
親の跡を継ぐわけではないので、同居=煩わしいと考えます。

仕事は職場の上司から教えてもらいます。高齢の親からアドバイスをもらう事は無いし、親が口を出そうものなら「アンタ(親のことです)に何が分かるの?」「黙っといて!」親に対する敬意が失われています。

体力が衰えた親は施設へ入所します。
親を敬う気持ちが無いので顔も知らないご先祖様に感謝する気持ちになれません。
自然と共に生活しなくなると仏様からも離れていくのですね。

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